【和歌山の塾】勉強なんて、大人になって使わないのに、なぜ必要？？ ｜ 『君の今が動き出す』義勇塾

【勉強なんて、大人になって使わないのに、なぜ しなくちゃいけないの？？】

 

 

　この問いは、子を持つ親なら、一度は投げかけられる 質問ではないでしょうか？

 

　子供たちは、勉強に取り組む為の、理由づけを求めます。

 

　でも、我々大人はと言うと、数学の三平方の定理や、英語の受動態・・・等々が「役に立った」という例がない為、上手く返せない事があります。

 

　そこで、きれい事抜きの、ド直球にお答えしようと思います。

 

　内容が、少し過激なものに なるかもしれませんが、誤魔化さずに、お話したいと思います。

 

 

　まず、結論から申し上げますと、世の中まだまだ、学歴社会です。

 

　だから、勉強して良い高校・大学に入る、という事は、それだけで大きな意味があるのです。

 

　では、詳しく説明させていただきます。

 

　皆さんはよく、こんな会話を聞いた事が、ないでしょうか？

 

 

A君「大卒ってだけで、俺たちより給料が高いなんて、許せないよな。」

 

B君「そうだそうだ。俺たちの方が、4年も早く入社して、仕事だって出来るのに、大卒ってだけで、給料が良いなんて、どうかしてるよ。」

 

A君「確かに俺たちは、勉強は全然してこなかった。　けど、仕事は真面目に頑張ってるだろ。　それなのにさ…」

 

B君「ほんと、そうだよな。　世の中不公平だよな・・・」

 

 

　確かに「ごもっとも」と納得させられる意見ですよね。

 

　では、彼らが言うように、これは本当に不公平な事なのでしょうか？

 

　このような話を聞くと、私はいつも、こう考えてしまうのです。

 

　高学歴の人達と、そうでない人達が、社会に出て優遇されないのなら、それこそ大きな不公平ではないか、と言う事です。

 

　高学歴の人達という事は、言い換えると、次のような事だと思います。

 

　みんなが、ゲームをして遊んでいる時、その子達は、勉強するため、襲いくる睡魔と闘いながら、歯を食いしばっていた。

 

　みんなが、スマホに夢中になっている時、その子達は、分厚い問題集に、逃げ出したい気持ちを、懸命に繋ぎ止め、ペンを握りしめていた。

 

　高学歴であるほど、こういった努力をしてきた人達だ、と言えるのです。

 

　勉強は、みんな大嫌いです。

　誰もが、ゲームやスマホなどで、遊んで暮らしたいです。

 

　だからこそ、高学歴の人達は、凄い人だ、と評価されるのです。

 

　その為、社会に出た時に、その努力が認められ、給料という形で差がついた、という事です。

 

　みなさんが、会社の社長の立場で、考えてみて下さい。

 

　入社後、学生の頃とは比べられない程、辛く苦しい事が、待ち受ける事でしょう。

 

　そんな時でも「苦しいからと逃げず、辛くても耐え抜き、懸命に頑張ってくれる」そんな人材を求めているのです。

 

　だから「誰にとっても、辛く苦しい勉強に耐え抜いた人達が、仕事において急に手を抜くとは考え難い。　きっと頑張ってくれるだろう」と期待を込めて採用するのです。

 

　その為、こういった人々の、期待がある以上、学歴社会が、世の中から無くなる事は、今後もないでしょう。

 

 

　これが私なりの、勉強をする意味となります。

 

　もちろん他にも、たくさんの意味が、勉強にはあります。

 

　私の立場では、こう言った言い方をするのではなく、キレイな事な話が、好まれるのでしょう。

 

　しかし、私自身学生の時に、キレイ事に聞こえてしまう言葉が、どうにも刺さらず、より勉強から離れてしまいました。

 

　その為、当時の自分に話すように、好きに書かせて頂きました。

 

　この記事が、あなたの進路を決める際に、少しでも参考になれたのなら、幸いです。

 

 

 

　では本日は、以上になります。

 

 

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　ご一読くださり、誠にありがとうございました。