【和歌山市の塾】最大の論争遂に決着！！個別指導vs集団指導、成績が上がるのはどっち！？｜『君の今が、動き出す』義勇塾

「集団指導の塾と個別指導の塾、一体どっちを選べばいいの？」

 

 

　この２択は、各家庭において、非常に悩ましい問題ですよね。

 

　今回は、科学的に研究・証明された事実も踏まえて、この問題に終止符を打つべく、お話したいと思います。

 

　では早速、皆さんは「ブルームの2シグマ問題」というのを、ご存知でしょうか？

 

これは、米国の研究者ベンジャミン・ブルーム氏によって1984年に提唱されたものです。

 

簡単に説明すると、学生を被験者とし、3つのグループに分け、以下のように学習し、学力がどう影響したのかを、実験しました。

 

Aグループ（集団指導）

教室での講義スタイルの学習法

 

Bグループ（集団指導）

教室での講義＋前課題を習得後のみ、次課題へ進む学習法

 

Cグループ（個別指導）

講師の個別指導で、上記と同じ学習法

 

　さあ、結果はどうなったかと言うと・・・

　AよりB、BよりCのグループで、それぞれ1シグマづつ、上昇が見られたのです。

 

　１シグマと、言われてもピンとこないかと思いますので、もう少し、分かりやすくしますね。

　偏差値で置き換えると「1シグマ ＝10」上がった事になります。

　と言う事は、Aグループ（集団指導）とCグループ（個別指導）では、実に20もの偏差値の開きが出たことになります。

　これが、どれほど凄いことかと言うと、東高校（偏差値40）から星林高校（偏差値58）へ志望校が変わるほどの、変化が見られた事になります。

　行ったのは「勉強の方法を集団指導から個別指導に変えた」だけです。

　さらに追記すると、Cグループの個別指導を受けた98％の学生が、Aグループの集団指導を受けた学生の平均点を、上回ってしまったのです。

　つまり、個別指導で勉強すると、なんと98％の生徒が平均点を超える「できる子になる」と言う事です。

　この検証結果により、生徒に合った適切な勉強方法を行えば、生まれ持った能力や置かれた環境に関係なく、どんな子供でも「できる子」になれるのです。

 

　以上の事から、成績アップを目指すなら、集団指導ではなく、個別指導を行う事が有効であると、証明されたのです。

 

　ただ、この事は、実験するまでもなく、当然の事だと思います。

 

　成績を上げるのは、実は簡単で「今のできてない部分を、できる」にしていく、たったこれだけの事です。

 

　そして、このできていない部分というのは、当然一人ひとり違いますよね。

 

　その為、成績を上げるには、一人ひとりのできていない部分に、焦点を合わせた個別指導を行うからこそ、可能になるのです。

 

 

 

　いかがでしたでしょうか？

 

　もしこの記事が、少しでも皆さんの塾選びや転塾などの、参考になりましたら、幸いです。

 

　では本日は、以上になります。

 

 

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　ご一読くださり、誠にありがとうございました。