【和歌山市の塾】3分で飽き性が克服！成績アップする脅威の〇〇効果とは！？｜『高校受験特化型・中学生専門学習塾』義勇塾

【飽き性必見！集中力が高まるノイズ効果】

 

 　中学生になると、小学生の時のような勉強のやり方では、すぐに歯が立たなくなります。

 

　そのため、自習をするときは、誰にも邪魔されず、余計な物音がない、静かに勉強ができる、自分の部屋で行うことが増えることになります。

 

　でも、ちょっと待って下さい。

 

　それで本当に集中して勉強できてますか？

 

　自分の勉強部屋だと「どうも勉強に集中でない」「すぐに飽きてしまう」といった経験はないでしょうか？

 

　また反対に「図書館やカフェなど、人の動きや気配、話し声など、物音がする場所の方が集中して勉強できた」という経験はないでしょうか？

 

　実は その経験、集中力を高め、持続力を維持するのには、大正解なんです！

 

　ではなぜ、自宅の静かな勉強部屋より、人の気配や物音がするような場所の方が、集中力が高まるのでしょうか？

 

　その謎を解く鍵となるもの、それが『音』にあります。

 

　では、音と集中力には、どのような関係があるのかを明かした、科学的検証実験からスタートしていきます。

 

　今回も目からウロコな、勉強法をご紹介していきますので、どうぞ最後までお付き合い下さい。

 

 

 

【ストックホルム大学のノイズ効果検証実験】

 

　スウェーデンの首都にあるストックホルム大学のソダールンド氏ら研究チームにより、以下の検証実験を実施した。

 

 

　＜実験内容＞

　51名の学生（7年生）を被験者とし、教師がリッカード尺度による基準を用いて、以下の２グループに分けた。

 

　両グループともに、さまざまな周波数成分を同様に含んだ、ホワイトノイズと呼ばれる雑音を聞かせ、その有無によって、学習効果にどのような違いが出るのかを検証した。

 

　Aグループ ： 注意力散漫と評価された学生

 

　Bグループ ：  Aのような評価を受けなかった学生

 

 

　＜結果＞

　A・Bの両グループ間で、ホワイトノイズの有無による成績差を比較したところ、ノイズ有りの場合、Aグループの方に成績向上が見られたのに対し、Bグループでは反対に成績の低下が見られた。

 

 

 

【無音状態では、逆に集中できない】

 

　この研究により「集中力のない子」＝「飽きっぽく、気が散りやすい子」は、ある程度雑音のある環境に身を置くことで、集中力が向上することが分かりました。

 

　集中力が増すと言うことは、暗記や勉強効率も改善されますので「雑音は、成績アップにつながる」と言えますね。

 

　一方で「集中力のある子」であれば、反対の結果になっていた為、勉強する場所は静かな環境にて、思う存分行って下さいね。

 

　ちなみに、この実験で流したホワイトノイズ（雑音）は、78dB（デシベル）でした。

 

　一般的に言われるデシベルの目安は、以下の通りです。

 

• 90db（きわめてうるさい）

　救急車のサイレン、犬の鳴き声（直近）

 

• 80db（かなりうるさい）

　パチンコの店内、大声での会話

 

• 70db（うるさい）

　騒がしい事務所内、人ごみの街中、テレビ(大音量)

 

• 60db（うるさい）

　掃除機、洗濯機、テレビ(通常音量)、人の会話（通常）

 

 

　＜まとめ＞

　自分の部屋で勉強していて、すぐに飽きてしまうのは、実は『音』が原因かも！？

 

　もし、静かすぎる環境であれば、音楽をかけたり、ラジオを流してみましょう。

 

　注意点としては、好きな音楽や好きなラジオだと、そっちに聞き入ってしまうので、注意して下さいね。

 

 

 

 

　では本日は、以上になります。

 

 

　当塾は、県内初の『トップランクの公立高校受験特化型、中学生専門学習塾 』になります。

 

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　この記事が、皆さんにとって、成績アップと、暗記効率改善のきっかけになれたのなら、幸いです。

 

　ご一読くださり、誠にありがとうございました。