【和歌山市の塾】勉強嫌いになる原因は、勉強じゃなく先生にあった。実践！苦手な先生の克服法パート２｜『高校受験特化型・中学生専門塾』義勇塾

【苦手な先生は、ディナーの後で】

 

　前回、中学生の勉強嫌い克服法で『苦手な先生の、秘密のニックネーム大作戦（詳しくはこちら）』をご紹介しました。

 

　そこでご紹介した通り、勉強嫌い克服の鍵は「先生を好きになれるか」にかかっています。

 

　そこで今回は、前回に続き、もう一つ心理面に有効な心理テクニックをご紹介しますね。

 

　それは「家族がそろっている夕食時などは、苦手な先生を好きにさせる絶好のチャンス！」です。

　

 

 

【子ども達は、大人の話に興味あり！？】

 

　勉強嫌いの子であろうとなかろうと、好きなテレビに夢中だったり、ゲームやスマホに熱中している時などは、母親がいくら話しかけたり、かまったりしても、当の子供はうわの空な事が多いですよね。

 

　その一方で、家計の事や、親戚の事など、一見子供に関係なく、興味もないだろうと、子供を無視して、大人同士で会話する事があると思います。

 

　この時、子供はまるっきり聞いてないようでいて実は、子供なりに聞き耳を立てている事が、少なくありません。

 

　大人同士の秘密の話も、あなたのすぐそばで、こっそり聞かれてるかもしれませんので、ご注意を。

 

　おっと、話を戻しますね。

 

　今回は、こうした子供たちの、習性とも言える「聞き耳を立てる」という事を、逆手にとってしまおう、という事です。

 

 

 

【大人の視点を、子どもに与える】

 

　ではどうするかと言うと「子どもがふだん苦手にしている先生の事を、家族がそろった夕食の時など、大人同士の会話の中で、さりげなく褒める」のです。

 

　どんな先生にも、必ず良いところはあるものです。

 

　また「とても厳しくて、怒ってばかりの先生が、実は母子家庭で育って苦労していた」といった、ママ友情報網などで仕入れた、先生に関する「プラス情報」なども効果的ですね。

 

　さらに、ふだん子どもが愚痴ったりする「先生の欠点だと感じる部分も、見方を変えて良い部分に変える」ようにします。

 

　例えば「宿題をたくさん出す先生」⇨「子どもの成績の事を、誰よりも考えてくれている先生」と、変換できますよね。

 

　ここで注意点があります。

 

　それは、あくまで「大人の話題」と言う枠に、とどめておく事です。

 

　子どもたちは、自分が嫌っている先生の事を、面と向かって褒められても、子どもなりに猜疑心を持っているものですから、そのまま受け止めようとはしません。

 

　しかし「大人の話題」の中で、自分が思っても見なかった先生の一面を耳にすれば、大きな関心を示すはずです。

 

　そもそも、子どもたちの話をよくよく聞いてみると、先生の事を嫌うきっかけは、どうやらほんの些細な事である事が多いようです。

 

　例えば先生たちが、生徒とのコミュニケーションが築かれる前に叱ってしまうと、生徒自身の生活態度などは棚に上げ「あいつムカつく」となってしまいます。

 

　中には「友達が嫌っていた」という、いかにも中学生らしい、先生がちょっと気の毒に思えるようなケースも、決して少なくありません。

 

　その為、大人の視点が一つ、子ども達に加わることがきっかけで、これまでとは違った、別の視点で先生を見る事ができるようになります。

 

　こうして、先生への「嫌いだ」という、子ども達の思い込みも、軽減されていく事になるのです。

 

 

 

 

　本日は、以上になります。

 

 

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　この記事が、皆さんにとって「勉強嫌い克服」のきっかけになれれば、幸いです。

 

　ご一読くださり、誠にありがとうございました。