【和歌山市の塾】個別指導だから活かせる、圧倒的な成果を出す指導法「インストラクショナルデザイン・ADDIE（アディー）モデル」PART５｜『高校受験特化型・中学生専門塾』義勇塾

【ADDIEモデルの「 評価 ”Evaluation”」とは】

 

　ADDIEモデル第４弾は『実施 ”Implementation”』（詳しくはこちら）についてでした。

 

　今回で最終となる第５弾では、評価 ”Evaluation”について説明していきたいと思います。

 

　評価 ”Evaluation”とは「学習者（生徒）が実施してきた結果を、見直すこと」になります。

 

　多くの中学生は、勉強はしてたとしても、この評価ができてない子が、あまりに多いです。

 

　つまり「やったら、やりっぱなし」といった状態で、平気で放置されます。

 

　しかし、この評価は適切なタイミングで、正しく実施することで、あなたの学習の質は高まり、目標達成に最短で近づける事になります。

 

　それでは、君の成績を爆上げする、個別指導塾ならではの、挫折する事なく、勉強が続けられる！＜評価編＞について、説明していきますね。

 

 

 

【カークパトリック４段階評価モデル】

 

　評価 ”Evaluation”では、学習者(生徒) が、勉強計画を実施したことにより、初めに設定した目標が「達成できているのか」または「達成できていないのか」を、確認する重要なフェーズになります。

 

　その際、さまざまな評価法があるのですが、その中でも有名な「カークパトリックによる4段階評価モデル」について、中学生を対象にアレンジした形でご説明していきます。

 

　このモデルは、1959年に米国の経営学者ドナルド＝カークパトリック氏により、提唱されたものになります。

 

　内容としては、学習者が実施した内容を、以下の４段階のレベルに分けられた評価基準をもとに、評価していきます。

 

 

　第一段階 ＝ 反応（Reaction）

 

　スタートとなる第一段階では、学習者の反応を評価していきます。

 

　具体的には、学習者が勉強計画を実行している間に感じたことなどを、本人から直接聞く、またはアンケートなどをとり、実行中の満足度を評価します。

 

 

　第二段階 ＝ 学習（Learning”）

 

　第二段階では、これまで学習してきた事が、きちんと理解しているかについて、評価していきます。

 

　具体的には、小テストや確認テスト、提出物のようなものから、学習度合いを評価していきます。

 

　この段階では主に、基礎問題を徹底して取り組んでいくことになります。

 

 

　第三段階 ＝ 行動（Behavior）

 

　第３段階は、前段階で行ったテスト結果を踏まえて、目標の一つでもある「定期テストの点数を上げる」ことを達成するために、さらに実践を積んでいきます。

 

　具体的には、応用問題を解く、暗記した内容を使える知識に変える、などを実施していきます。

 

　目標の定期テストで、高得点を狙えるようにするには、この段階まで到達する事が必要になってきます。

 

 

　第四段階 ＝ 結果（Results）

 

　最後の第四段階では、勉強計画で立てた目標の、達成度合いを評価していきます。

 

　この目標は、多くの中学生の場合、定期テストや実力テスト、外部の模試、などを設定していると思います。

 

　前回のテスト結果と比較し、どの程度差があるのか、またそうなった要因を分析し、更なる目標達成に生かしていくようにします。

 

 

 

 

　以上が、評価 ”Evaluation”についての説明になります。

 

　これにて、第5回にわたってお話してきました、ADDIEモデルについての説明は終了となります。

 

 

※ ADDIEモデルの全記事を読みたい！という方は、こちらをクリックしてご覧くださいませ。

 

 

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　この記事が、皆さんにとって「そっと背中を押す」そんなきっかけになれたのなら、幸いです。

 

　ご一読くださり、誠にありがとうございました。